著者紹介

オキシタケヒコ

  • LINEで送る

プロフィール

1973年徳島県生まれ。ゲームプランナー、シナリオライターとして、「トリノホシ ~Aerial Planet~」(日本一ソフトウェア)などのコンピュータゲームの開発に携わる。2012年「プロメテウスの晩餐」で第3回創元SF短編賞優秀賞を受賞。『筺底のエルピス』シリーズ(ガガガ文庫)、『波の手紙が響くとき』(早川書房)など、緻密に練られた世界観とサプライズ溢れる展開で常に読者の度肝を抜く。「このライトノベルがすごい!」や「SFが読みたい!」などに作品をランクインさせるなど、ジャンルを超えてその動向が注目されている。

著作一覧

  • 9784062940603

    おそれミミズク あるいは彼岸の渡し綱
    オキシタケヒコ
    イラスト:吉田ヨシツギ

    プロフィール

    イラストレーター。独特の色使いと幻想的なタッチの画風で文芸書を中心に多くの書籍装画を手がける。近作に『失われた過去と未来の犯罪』(小林泰三・著)などがある。
    Twitter:https://twitter.com/Hello_World_ 公式HP: http://sekitou.sub.jp/work.htm
    定価本体720円+税
    発売日:2017年2月22日
    ISBN:978-4-06-294060-3
    いびつで、怖く、そして切ない座敷牢のボーイ・ミーツ・ガール!
    ――宮内悠介
    前人未踏の実話怪談ホラー。傑作!――大森望
    天才が紡ぎ出す黄泉の視界(ビジョン)に恐れ、畏れよ――。
    「ひさしや、ミミズク」今日も座敷牢の暗がりでツナは微笑む。山中の屋敷に住まう下半身不随の女の子が、ぼくの秘密の友達だ。彼女と会うには奇妙な条件があった。「怖い話」を聞かせるというその求めに応じるため、ぼくはもう十年、怪談蒐集に励んでいるのだが……。ツナとぼく(ミミズク)、夢と現(うつつ)、彼岸と此岸が恐怖によって繋がるとき、驚天動地のビジョンが"せかい"を変容させる――。

PAGE TOP