著者紹介
北山猛邦
プロフィール
1979年生まれ。岩手県出身。2002年、『「クロック城」殺人事件』で第24回メフィスト賞を受賞してデビュー。本格ミステリの旗手として注目され、特に、物理トリックに関しては「物理の北山」と呼ばれるほど、秀逸なトリック作品を生み出す一方、繊細な人間ドラマと優しいキャラクターの切ない物語にも定評がある。
代表作として、デビューから続く『「瑠璃城」殺人事件』(講談社)などの<城シリーズ>や、『踊るジョーカー』(東京創元社)などの<名探偵音野順の事件簿シリーズ>、『猫柳十一弦の後悔』(講談社)などの<猫柳十一弦シリーズ>、ゲーム『ダンガンロンパ』のノベライズシリーズなどがある。
怪盗フェレスシリーズ
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先生、大事なものが盗まれました定価本体690円+税発売日：2016年4月20日ISBN：978-4-06-294029-0伝説の怪盗に、盗めぬものはなし！
「誰が（フーダニット）」「なぜ（ホワイダニット）」「どうやって（ハウダニット）」を超えた、ミステリ史上初の命題！
女子高生・雪子と担任の教師が挑む難事件！ 「盗まれたものは何ですか？」愛や勇気など、形のないものまで盗む伝説の怪盗・フェレス。その怪盗が、凪島のアートギャラリーに犯行後カードを残した！
灯台守高校に入学した雪子は、探偵高校と怪盗高校の幼馴染みとともに捜査に乗り出す。だが盗まれたものは見つからず、事件の背後に暗躍する教師の影が。
「誰が（Who?）？」ではなく「どうやって（How?）？」でもなく「何が（What?）盗まれたのか？」を描く、傑作本格ミステリ誕生！
