著者紹介
プロフィール
2001年、『赤城山卓球場に歌声は響く』で第3回ファミ通エンタテインメント大賞(現・えんため大賞)小説部門最優秀賞を受賞しデビュー。代表作に「文学少女」シリーズ、「ヒカルが地球にいたころ……」シリーズなどがある。「ひまりさん」シリーズは、初めて一般文芸レーベルからの作品刊行となる。
著作一覧
ひまりさんシリーズ
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晴追町には、ひまりさんがいる。 恋と花火と図書館王子定価本体720円+税発売日:2016年4月20日ISBN:978-4-06-294027-6盗まれた花火と、切ない恋の行方は?
優しい謎が住む町に、新たな季節が巡りだす。
謎をきれいにしてくれるひまりさんが見抜く、花火消失事件に隠された真実は!?夏祭り花火の目玉”虹のエール”三百玉が消失! 現場には、『ごちそうさまでした』と書かれた、犬の足跡つきの紙が……!
事件に遭遇した大学生の春近は、どんな謎もきれいにしてくれるひまりさんに相談を持ちかける。 電話ボックス落書き事件、町のアイドル・図書館王子の恋心、傷ついた少年の秘密――晴追町の優しくも不思議な事件を、春近は彼女と解決に乗り出すが……?
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晴追町(はれおいちょう)には、ひまりさんがいる。 はじまりの春は犬を連れた人妻と定価本体690円+税発売日:2015年10月20日ISBN:978-4-06-294000-9僕が出逢った人妻は、謎と笑顔が似合う人でした。
“文学少女”シリーズの著者が描く、優しい町の幸せと不思議。心に傷を抱えた大学生の春近(はるちか)は、眠れない冬の日の深夜、公園に散歩に出かけた。「二月三日は、『不眠の日』です」。そこで彼に話しかけたのは、ひまわりのような笑顔を浮かべる、人妻のひまりさんだった。もふもふの白い毛並みのサモエド犬・有海(ありうみ)さんを連れた彼女とともに、晴追町に起こる不思議な謎と、優しい人々と触れあううちに、春近はどんどんひまりさんに惹かれていき……。