著者紹介
プロフィール
東京大学卒業。神奈川県出身。『恋と禁忌の述語論理』で第51回メフィスト賞を受賞。
第2作目の『その可能性はすでに考えた』が、恩田陸氏、麻耶雄嵩氏、辻真先氏、評論家諸氏などから大絶賛を受ける。同作は、2016年度第16回本格ミステリ大賞候補に選ばれている他、「2016本格ミステリ・ベスト10」「ミステリが読みたい! 2016年版」「このミステリーがすごい! 2016年版」「週刊文春ミステリーベスト10」「読者に勧める黄金の本格ミステリー」「キノベス! 2016」などにランクインし、ミステリ界から高い評価を獲得する。続編の『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』にて、再び各種のランキングを席巻し、「2017本格ミステリ・ベスト10 」第1位となる。同書は2017年度第17回本格ミステリ大賞候補に。
また、同年「言の葉の子ら」が第70回日本推理作家協会賞短編部門の候補作に選ばれる
著作一覧
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探偵が早すぎる(下)定価本体720円+税発売日:2017年7月21日ISBN:978-4-06-294080-1連続ドラマ続編決定!
探偵が早すぎて、犯人が可哀想すぎる
重版が早すぎる! 大好評シリーズ続刊登場!
驚天動地の犯罪トリックの数々vs.事件が起こる前に解決する探偵!「俺はまだ、トリックを仕掛けてすらいないんだぞ!?」完全犯罪を企み、実行する前に、探偵に見抜かれてしまった犯人の悲鳴が響く。父から莫大な遺産を相続した女子高生の一華。四十九日の法要で、彼女を暗殺するチャンスは、寺での読経時、墓での納骨時、ホテルでの会食時の三回! 犯人たちは、今度こそ彼女を亡き者にできるのか!? 百花繚乱の完全犯罪トリックVS.事件を起こさせない探偵! -
探偵が早すぎる(上)定価本体690円+税発売日:2017年5月19日ISBN:978-4-06-294071-9連続ドラマ続編決定!
犯罪防御率100%事件を未然に防ぐ探偵!
『その可能性はすでに考えた』の著者が仕掛ける究極の逆転劇!
完全犯罪から少女を守れ。探偵が人を殺させない、傑作倒叙ミステリ!父の死により莫大な遺産を相続した女子高生の一華。その遺産を狙い、一族は彼女を事故に見せかけ殺害しようと試みる。一華が唯一信頼する使用人の橋田は、命を救うためにある人物を雇った。それは事件が起こる前にトリックを看破、犯人(未遂)を特定してしまう究極の探偵! 完全犯罪かと思われた計画はなぜ露見した!? 史上最速で事件を解決、探偵が「人を殺させない」ミステリ誕生!