著者紹介
プロフィール
東京大学法学部卒業。リヨン第三大学法学部第三段階「Droit et Politique de la Sécurité」専攻修士課程修了。『天帝のはしたなき果実』で第35回メフィスト賞を受 賞しデビュー。以降、探偵小説を次々に発表。近著に『ねらわれた女学校』『池袋カジノ特区 UNOで七億取り返せ同盟』『身元不明』などがある。
著作一覧
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臨床真実士ユイカの論理 ABX殺人事件定価本体750円+税発売日:2017年1月20日ISBN:978-4-06-294055-9予告殺人犯ABXからの挑戦状。
この世の病理「悪の噓」を暴く本格ミステリ!
証言パズルと犯行跡に残された遺留品から、ABXの噓を暴け言葉の真偽と虚実を判別する瞳を持つ臨床真実士(ヴェリティエ)、本多唯花の元に届いた挑戦状。差出人ABXの予告通り、赤坂で頭文字Aを持つ少年が殺された。連続殺人を勝負に見立て、ABXは唯花を挑発する。一週間後、第二の殺人が起こり頭文字Bの女性が被害者となる。現場に残された、犯人の署名ともいえる遺留品の意味は? ABXの仕掛けに隠された噓を、唯花の論理が解き明かす。 -
臨床真実士ユイカの論理 文渡家の一族定価本体720円+税発売日:2016年4月20日ISBN:978-4-06-294026-9その瞳は、偽を射抜く。
この世の病理「悪の嘘」を暴く本格ミステリ!
隔絶された天空の村で起こる一族連続殺人。ヒトは何故そんな噓を吐いてしまうのか?言葉の真偽、虚実を瞬時に判別できてしまう。それが臨床真実士と呼ばれる本多唯花の持つ障害。大学で心理学を学ぶ彼女のもとに旧家の跡取り息子、文渡英佐から依頼が持ち込まれる。
「一族のなかで噓をついているのが誰か鑑定してください」外界から隔絶された天空の村で、英佐の弟・慶佐が殺された。財閥の継承権も絡んだ複雑な一族の因縁をユイカの知と論理が解き明かす!