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著者紹介
阿津川辰海
プロフィール
1994年東京都生まれ。東京大学卒。2017年、新人発掘プロジェクト「KAPPA‐TWO」により『名探偵は嘘をつかない』(光文社)でデビュー。翌年に同社より『星詠師の記憶』を送り出す。それぞれ「本格ミステリ・ベスト10」の国内部門で2018年に3位、2019年に6位に選ばれるなど、緻密な論理のアクロバットで高い評価を受ける気鋭の書き手。
館四重奏シリーズ
詳細/作品一覧
黄土館の殺人
阿津川辰海
イラスト:
緒賀岳志
定価
本体1200円+税
発売日:2024年2月15日
ISBN:978-4-06-534728-7
土壁の向こうで連続殺人が起きている。
名探偵(ぼく)のいないところで。
殺人を企む一人の男が、土砂崩れを前に途方にくれた。復讐相 手の住む荒土館が地震で孤立して、犯行が不可能となったからだ。 そのとき土砂の向こうから女の声がした。声は、交換殺人を申し 入れてきた――。同じころ、大学生になった僕は、旅行先で「名 探偵」の葛城と引き離され、荒土館に滞在することになる。孤高の 芸術一家を襲う連続殺人。葛城はいない。僕は惨劇を生き残れるか。
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詳細/作品一覧
蒼海館の殺人
阿津川辰海
イラスト:
緒賀岳志
定価
本体1100円+税
発売日:2021年2月16日
ISBN:978-4-06-521207-3
館が沈めば、探偵も、犯人も、全員死ぬ。
雨が止むころ、僕らは生きているのか。
学校に来なくなった「名探偵」の葛城に会うため、僕はY村の青海館を訪れた。政治家の父と学者の母、弁護士にモデル。名士ばかりの葛城の家族に明るく歓待され夜を迎えるが、激しい雨が降り続くなか、連続殺人の幕が上がる。刻々とせまる洪水、増える死体、過去に囚われたままの名探偵、それでも――夜は明ける。
新鋭の最高到達地点はここに、精美にして極上の本格ミステリ。
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詳細/作品一覧
紅蓮館の殺人
阿津川辰海
イラスト:
緒賀岳志
定価
本体870円+税
発売日:2019年9月20日
ISBN:978-4-06-516819-6
全焼まで、残り35時間。
館に山火事迫る!
殺人の真相を解き明かし、絡繰だらけの館から脱出せよ。
山中に隠棲した文豪に会うため、高校の合宿を抜け出した僕と友人の葛城は、落雷による山火事に遭遇。救助を待つうち、館に住むつばさと仲良くなる。だが翌朝、吊り天井で圧死した彼女が発見された。これは事故か、殺人か。葛城は真相を推理しようとするが、住人や他の避難者は脱出を優先するべきだと語り――。タイムリミットは35時間。生存と真実、選ぶべきはどっちだ。
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